tradeviewはMT4に対応!2つの口座タイプの選び方、MT4のイントール手順をまとめて紹介!

FXの世界で定番となっている取引プラットフォーム「MT4」。

tradeviewもまた、MT4に対応している海外FX業者です。

「tradeviewでMT4を使うにはどうすれば良いの?」
「そもそもMT4って何ができるの?」

と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、MT4の基礎知識、tradeviewでの利用方法などを紹介していきます。

この記事を読めば、tradeviewでMT4を使ったトレードができるようになるので、ぜひ参考にしてください。

MT4ってどんな取引ツール?できること、メリット・デメリットのまとめ

MT4はロシア生まれの、世界で最もメジャーなFX取引プラットフォームとして活躍しています。

複数のテクニカル指標を同時に表示させられる、オリジナルのテクニカル指標を作れる、自動売買システム(EA)を使える…と様々な面で高性能。

特に「分析」を重視している、中級者以上のトレーダーから人気の高いプラットフォームとなっています。

MT4で出来る5つのこと(メリット)

MT4で出来ることをリストアップすると次の5つが挙げられます。

  • 豊富なテクニカル指標
  • オリジナルテクニカル指標を作成、共有
  • 自動売買
  • 自動売買の作成、共有
  • 複数の業者の口座にログイン可能

それではそれぞれを解説していきます。

50種類以上のテクニカル指標が標準搭載されている

MT4に標準搭載されているテクニカル指標はなんと50種類以上。

他のプラットフォームには無い高度な分析力を持った取引ツールとなっています。

各FX会社は独自の取引ツールを開発・提供していますが、これらと比べて圧倒的なボリュームです。

さらにカスタマイズ性も豊富で、自分が使いやすいように配色したり、画面を配置したり…といったことも可能。

テクニカル指標は好きなだけ多重表示させられるため、分析ツールと比べても全く遜色がありません。

この機能性の高さこそがMT4が選ばれている最大の理由と言えるでしょう。

オリジナルテクニカル指標を共有できる

MT4は「MQL4」という専用言語を使って、自由にテクニカル指標をプログラミングできます。

しかもこれを他人と共有・販売可能。

そのため、プログラミングに明るくない人でも、他のプログラマーが開発した優秀なテクニカル指標を共有、購入できます。

世界中の企業やトレーダーが作成した素晴らしいテクニカル指標を使ってみたい!といったニーズに応える嬉しい機能です。

自動売買(EA)に対応

ずっとチャートに張り付いていられない人に心強いのがEAです。

これは指定した条件や期間に応じて、自動的に売買してくれるシステム。

サラリーマンなどの兼業トレーダーから特に好評です。

EAの共有、売買ができる

オリジナルテクニカル指標と同様に、EAも自分でプログラミングでき、他人と共有したり、販売したりできます。

実際、マーケット上では素晴らしいEAが大量に販売されていて、それをインストールすれば、一流トレーダーと全く同じ条件で取引ができる…といったことも可能です。

もちろん優秀なプログラマーに「こういう条件のEAを作って欲しい」といった方法もあります。

1つのMT4があれば複数のFX業者口座にログインできる

「複数のFX業者を利用している」
「同じ業者でも、レバレッジが異なる口座を複数持っている」

といったトレーダーに嬉しい機能です。

たくさんの口座を持っている人でも、MT4で各口座にログインできるため、トレードの一元管理が可能となっています。

MT4には2つのデメリットがある

メリットの多いMT4ですが、デメリットが無いわけではありません。

具体的なデメリットとして次の2点があります。

  • 初心者にとってハードルが高め
  • ニュース機能が弱い

それぞれ解説しましょう。

多機能でやれることが多いだけに初心者には扱いづらい

FX自体、あるいは取引ツールやチャートツールなどに慣れていない初心者にとて、MT4は「機能の塊」のようなプラットフォームに感じられるでしょう。

それゆえ、慣れて使いこなせるようになるまで、しばらく根気強く勉強しなくてはならないケースが考えられます。

一方で、国内FX業者が提供している、オリジナルの取引ツールはわかりやすさを重視したものが多い印象。

といっても慣れの問題が大きいので、使っていくうちに不自由を感じることはなくなっていくはずです。

ニュース機能は弱めなので他サービスと上手く使い分ける

多機能でやれることの多いMT4ですが、機能性に特化させた結果なのか、ニュース関連の機能はほとんどありません。

そのため、ニュースに関する情報収集は他のツールやニュースサイトなどで補っていく必要があります。

tradeviewのMT4口座は2種類!選ぶポイントを比較してみよう

tradeviewのMT4口座は次の2種類が用意されています。

  • スタンダード口座(X Leverage口座)
  • ILC口座

どちらもMT4を使って取引をする、という点は共通していますが、全く別物とも言える口座になっているため、取引スタイルに合わせて選ばなくてはなりません。

主な違いをまとめると次の表のとおりです。

口座タイプ スタンダード口座 ILC口座
注文方式 STP ECN
初回最低入金額 1万円 10万円
最大レバレッジ 500倍 200倍
取引手数料 なし 片道2.5ドル/ロット(往復5.0ドル/ロット)
平均スプレッド(ドル円) 1.9pips 0.2pips
最低スプレッド(ドル円) 1.7pips 0.0pips

それぞれの違いについて紹介していきます。

注文方式STPとECNの違いがスプレッドに関係する

STPとECNの違いを挙げると次のようになります。

STP:トレーダーとマーケットの間にブローカーが介入して、スプレッドを提示する
ECN:トレーダーとマーケットの間にブローカーが介入しないため、直接的なスプレッドで取引ができる

ECNはFX業者が間に入らないので、スプレッドを低く抑えられるのが特徴です。

しかしこれでは業者は利益が出ないため、手数料が発生します。

tradeviewだと1ロットの取引で片道2.5ドル、往復5.0ドルの手数料です。

一方のSTPは、スプレッドが高めに設定されているものの、手数料はかかりません。

ただMT4はECN向けに開発されたプラットフォームではないので、無難にSTP口座を選ぶのがオススメ。

というのが、ECNは「板注文」を利用して、透明性の高い取引を行える点が魅力なのですが、MT4ではこれが使えず、ECNに近い取引…となってしまうからです。

それならtradeviewから提供されている「cTrader」というECN向けに開発されたプラットフォームを選ぶのが吉。

cTraderなら板情報が開示されていて、常に公平で透明性の高い取引環境でトレードができます。

スプレッド以外は全体的にスタンダード口座が使いやすい

初回最低入金額1万円、最大レバレッジ500倍、取引手数料なし…と全体的な使い勝手についてはスタンダード口座の方が上です。

特に1万円から始められる手軽さは魅力的ですね。

tradeviewのMT4をダウンロード・インストールする手順

ここからはMT4を導入して、tradeviewの取引を始めるまでの手順を紹介していきます。

まずはtradeviewのプラットフォームダウンロードページ(https://fx.tradeviewforex.com/jp/live-login.php)にアクセスしましょう。

アクセスすると以下の画面になります。
tradeviewのプラットフォームダウンロードページ
 
 
 

MT4にカーソルを合わせると、インストールしたいデバイスが表示されるので、任意のものを選びます。

今回は「window版」で進めていきましょう。
「window版」

 
 
 

「window版」をクリックすると、zipファイルがダウンロードされます。

「window版」をクリックすると、zipファイルがダウンロードされる
 
 
 

ダウンロードした「tradeview4setup.exe」をダブルクリックすると、セットアップ画面が開きます。

「次へ」ボタンを押しましょう。
「次へ」ボタンを押す

 
 
 

すると自動的にインストールが始まります。

自動的にインストールが始まります。
 
 
 

インストール完了後、MT4が起動して、取引サーバーを選択し、「次へ」を押します。
起動後、「次へ」をクリック
 
 
 

ログイン画面に移動するので、IDとパスワードを入力すればトレードができるようになります。
IDとパスワードを入力すればトレードができます

 
 
 

tradeviewでMT4でのトレードを始める準備が整いました。

まとめ

今回はtradeviewで使えるMT4の特徴や口座タイプの違い、インストール方法などを紹介しました。

最後にもう一度おさらいすると

  • tradeviewはMT4に対応している!
  • スタンダード口座(STP)とILC口座(ECN)の2種類から選べる!
  • 手軽さのスタンダード、取引コストのILCで使わければ良いが、悩むならスタンダード口座を選べばOK

の3点が今回のポイントになります。

「MT4を使って取引してみたい!」
「どうやって始めたら良いの?」

といった方は、ぜひこの記事を参考に、tradeviewのMT4を使い始めてみてくださいね。