XMの無料VPSの実力は?他のVPSを利用したほうが良い?

XMのトレードでMT4を使っていると、常時自分のPCを立ち上げておかなくてはなりません。

特に自動売買(EA)を利用していると、24時間PCを稼働させ続けなくてはならず、これがネックに感じる方もいらっしゃるでしょう。

そこで活躍してくれるのが「VPS」です。

「VPSって耳にする機会が多いけれど、どんなサービスなの?」
「XMの無料VPSでも大丈夫?」

と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな疑問を解決すべく、VPSの基本のおさらい、XMが提供している無料VPSの実力、そして他サービスのVPSなどを紹介していきます。

この記事を読めば、VPSを使ったXMのトレードを実現できるようになるので、ぜひ参考にしてください。

VPSってどんなサービス?基礎知識の紹介

まずは「VPSとはなんぞや?」という方に向けて、基本的なところから紹介していきます。

VPSはバーチャル・プライベート・サーバーの略称で、ざっくり説明すると、レンタルサーバーに自分だけの仮想専用サーバーを作れるサービスのこと。

自分のPCからVPSを立ち上げ、VPSに接続されたMT4などのプラットフォームを起動できる、という仕組みです。

つまり自分のPCを起動していない状態でも、外部サーバーを稼働させればMT4などでトレードができる、ということになります。

VPSを利用する3つのメリット

VPSの仕組みが分かったところで、次は利用するメリットをみていきましょう。

具体的には次の3つが挙げられます。

  • 自分のPCを起動させなくてもトレードができる
  • 自分のPCのマシンスペックに不安があっても大丈夫
  • 通信速度や約定力が安定する

それでは1つずつ内容を詳しくみてみましょう。

VPSを使えば自分のPCを立ち上げる必要なし!外出中や仕事中もトレードできる!

VPS最大のメリットは、自分のPCを起動していなくてもトレードができる点にあります。

サラリーマンなど、仕事で自宅を空ける人は、PCをつけっぱなしにすることに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。

また予期せずPCがシャットダウンしたり、更新が入って再起動したり…といったケースも関係ありません。

もちろん急な停電、火事などが起こって自分のPCを使えない状況になっても、VPSは黙々と稼働し続けてくれます。

仕事中や外出先はスマホを使ってトレードを見張っていれば、自分のPCに触れずとも快適にXMの取引が可能です。

細かい点で言えば、電気代の節約にも貢献してくれる点も見逃せません。

PCによりますが、電気代は1日あたり20円ほどかかるため、毎月600円くらいの出費が発生。

年間7,200円くらい、と考えると、なかなかの電気代がかかってきます。

無料のVPSを使えば電気代をまるごと得できますね。

低スペックなPCでも安心してトレードができる!

低スペックPCでMT4を使った取引を行うと、起動が遅かったり、反応が悪かったり、とトレードに悪影響をもたらすケースがあります。

特に1分1秒が重要になるスタイル…例えばスキャルピングなどをメインにしている人にとっては致命的です。

しかしVPSを使えば、契約プランごとに設定されたマシンスペックでトレードができるため、自身のマシンスペックに左右されることなく、安定した取引を実現してくれます。

また、MT4と同時に他のソフトを利用している方(例えばPCゲームやフォトショップなどのソフト)がPCへの負担を軽減させるためにVPSを利用するケースも珍しくありません。

「XMのためだけに新しいPCを購入するのはちょっと抵抗があるなぁ」
「FX以外にPCを使うことはないんだけれど」

といった方にピッタリですね。

通信速度や約定力が向上しトレードの安定度が増す!

海外FX業者のサーバーは海外に設置されていることがほとんどです。

XMはアジアサーバーが設置されていて、イギリスにある本社データセンターと直接的な即時通信を実現しているため、さほどストレスを感じることはありません。

このあたりが「XMは海外FX業者の中でも約定力が高い!」と評される要素ですね。

余談ですがアジアサーバーが存在することはアナウンスされていますが、明確な設置場所は非公開となっていて、おそらく日本国内に設置されているわけではないと推測されます。

約定力の高さ自体は素晴らしいものがありますが、それはあくまでもXMが用意している通信環境内での話。

プロバイダなどネット通信環境は個人個人で異なりますし、中にはWi-Fiなどの無線規格通信環境下でトレードしている方もいらっしゃるでしょう。

つまりトレーダーによって通信速度・約定力に差が出てきます。

例えば「朝方や昼間は問題ないけれど、夜になると極端に通信速度が落ちる…」といった方もいらっしゃいますよね。

最高の通信環境化でトレードできれば最高ですが、そのためにプロバイダを乗り換えたり、ネット通信を見直すのはちょっと大変です。

VPSを使えば、常に安定した通信速度で取引ができるため、約定力アップ効果が見込めます。

VPSのデメリットはたった1つ!費用がかかることだけ!

多くのメリットに対して、VPSのデメリットはたった1点のみ。

それは契約にお金がかかることです。

有料のVPSだと、安くても月額2,400円くらいの費用(お名前.comデスクトップクラウドの場合)が必要です。

年間契約などを利用すれば、月当たりの費用を抑えることはできますが、なかなかの出費と言わざるを得ません。

しかしMT4を使って安定して利益を得られる人なら、さほど気にならない金額とも言えます。

VPSは自動売買(EA)などでMT4を常時起動していたい人向けのサービスなので、裁量トレードをメインに考えている人は無理に利用しなくても大丈夫です。

ご自身のスタイルに合わせてVPSを利用するか否かを判断してくださいね。

XMの無料VPSは使えるレベルなの?

XMは無料でVPSを提供しています。

正確にはBeeks社が提供しているVPSを無料で契約できるサービス、という形です。

ただしXMの無料VPSは次の2つの条件を満たしている必要があります。

  • 5,000ドル以上の口座残高
  • 1ヶ月以内に往復5ロット以上(50万通貨)の取引実績

どちらもなかなかの条件となっていて、特に無料VPSを使いたい初心者トレーダーには厳しいと言わざるを得ません。

これらの条件を満たせない場合は、口座から月額28ドルを自動的に引き落としてXMのVPSを使うこともできます。

しかし28ドルは決して安くないため、それなら有料VPSを契約した方が良い、と判断できるでしょう。

なお口座残高が28ドルを下回るとVPSは自動解約されます。

XMの無料VPSはスペックがあまり高くない

XMの無料VPSのスペックをまとめると次の表のようになります。

サーバーOS Windows2012
メモリ 1.5GB
ディスク容量 20GB
CPU 600MHz

大体MT4+EAを起動させてちょうど良いくらいのスペックです。

複数のMT4、EAを起動させる…となると厳しい部分も出てくるでしょう。

「複数のEAを使う予定はない」
「VPSとして最低限の機能を果たしてくれれば良い」

といった方には十分なスペックですが、それ以上を求めるなら、他の有料VPSを検討するのが良いですね。

XMの無料VPSを設定・取引する7つの手順

XMの無料VPSを設定するには次の7ステップで進めていきます。

  1. XMのマイページにログイン
  2. メニュー→「VPS」→「VPSをリクエスト」
  3. Beeks社のサイトからRDPファイルのダウンロード&インストール
  4. インストールされたソフトを起動し、VPSに接続
  5. VPSにログイン
  6. VPSにあるMT4を起動してXMアカウントでログイン
  7. VPSでMT4を使ったトレードが可能になる

なお解約したい場合は、VPSメニュー内にある「VPS取り消しをリクエスト」を選択すればOKです。

忘れずにスマホ用アプリをダウンロード・インストールしよう!

XMの無料VPSを利用するなら、スマホ用アプリを用意することを強くおすすめします。

アプリがあれば自宅以外でもスマホからVPSにアクセスできて便利だからです。

AppStore(iOS)、プレイストア(android)から「Microsoftリモートデスクトップ」というアプリをダウンロード・インストールしましょう。

あとはBeeks社から送られてきたユーザー名・パスワードを登録するだけで、スマホからVPSにログインできるようになります。

おすすめの有料VPS提供サービス2社を紹介!

XMの無料VPSではなく、他の有料VPSを使いたい!という方は、次の2社を検討してみてください。

  • お名前.comデスクトップクラウド
  • VULTR

各社の特徴をみてみましょう。

お名前.comデスクトップクラウド

安心の国産VPSで、契約から利用まですべて日本語で済ませられるのが大きなメリットとなっています。

また最初からMT4がインストールされているため、セットアップの手間を最小限に済ませられるのもポイント!

レギュラープランは次の表のとおり。

プラン 1GBプラン 1.5GBプラン 2GBプラン 4GBプラン 8GBプラン
初期費用 無料 無料 無料 無料 無料
1ヶ月契約 2,400円 2,950円 4,660円 6,500円 14,000円
6ヶ月契約 13,680円(2,280円/月) 15,930円(2,655円/月) 26,520円(4,420円/月) 37,050円(6,175円/月) 79,800円(13,300円/月)
12ヶ月契約 25,920円(2,160円/月) 28,320円(2,360円/月) 50,280円(4,190円/月) 70,200円(5,850円/月) 151,200円(12,600円/月)
メモリ 1GB 1.5GB 2GB 4GB 8GB
SSD容量 50GB 50GB 100GB 100GB 200GB
MT4推奨個数 1 2 3 4 8
回線速度 10Gbps 10Gbps 10Gbps 10Gbps 10Gbps

XMの無料VPSと最小プランがほぼ同等となっていて、複数のEAを稼働させたいなら1.5GBプランまたは2GBプランを選びましょう。

お名前.comデスクトップクラウドは頻繁にキャンペーンを打ち出しているため、安く契約できるのが魅力的。

例えば2020年2月28日までの「FXトレーダー応援キャンペーン!」では次のようになっています。

プラン名 1.5GB 2GB 4GB 8GB
通常価格(1ヶ月契約) 2,950円 4,660円 6,500円 14,000円
キャンペーン価格(1ヶ月契約) 1,200円 1,440円 2,390円 3,390円

最大36ヶ月契約まで結ぶことができ、いずれも料金は上記表の「月額×契約月数」です。

例えば1.5GBプラン(1ヶ月契約1,200円)で見てみると

12ヶ月契約
1,200×12=14,400円

36ヶ月契約
1,200×36=43,200円、といった具合。

お名前.comデスクトップクラウドを利用するなら、お得なキャンペーンに合わせて契約することをおすすめします。

VULTR(ヴァルチャー)

海外VPSで、公式サイトも英語表記となっているため、ある程度の英語力が必要です。

しかし高機能・高品質・低価格とVPSとしてのサービスが素晴らしく、国内FXトレーダーから高く評価されています。

ネット上で「お名前.comデスクトップクラウドだと、もっさりした動作だったけれど、VULTRならサクサクで快適!」といった意見も。

たくさんのプランが用意されていますが、XM用のVPSにピッタリのものを3つ挙げると次のようになります。

サーバー容量 40GB 60GB 100GB
月額料金 10ドル 20ドル 40ドル
Windowsオプション 16ドル 16ドル 16ドル
合計月額 26ドル 36ドル 56ドル
CPU 1 2 4
メモリ 2,048MB(2GB) 4,096MB(4GB) 8,192MB(8GB)

ドル円110円として、最小プランで月額26ドル=2,860円くらいとリーズナブルです。

さらにクーポンやキャンペーンも頻繁に配布されているので、これらを活用すればもっと安く抑えられる可能性もあります。

ある程度英語に自信のある人はVULTRを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はFXトレードにおけるVPSのメリット・デメリット、XMの無料VPSや、他社の有料VPSなどを紹介しました。

最後にポイントをおさらいすると

  • MT4で自動売買(EA)をするならVPS契約が圧倒的にメリット大
  • XMが提供するVPSの無料利用条件は厳しい(月額28ドルで利用可)
  • お名前.comデスクトップクラウドやVULTRといった有料VPSがおすすめ

以上3点が挙げられます。

「XMのVPSじゃダメなの?VPSってどれを選べば良い?」
「おすすめのVPSを知りたい!」

といった方は、ぜひこの記事を参考にして、VPSを使った快適・安心なXMの自動売買を実践してみてくださいね。

XMの評判をもっと深堀りしたい方は以下のページを参照にしてみましょう。

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