XMで利益を上げたら出金しなくてはなりませんよね。
数多くの出金方法が用意されているため、どれを選べば良いか悩む方もいるでしょう。
「XMでオススメの出金方法はどれ?」
「出金の際に注意することはある?」
といった声も多く耳にします。
そこで今回は、XMの出金方法やルール、注意点などを詳しく解説していきましょう。
この記事を読めば、トラブルなく、スムーズな出金を実現できるので、ぜひ参考にしてくださいね。
先に確認!XMの出金に関する6つのルール!
XMから出金するにあたって、事前に知っておきたいルールが6つあります。
- 入金先に出金しなくてはならない
- 利益分は電信送金(国際銀行送金)のみ出金できる
- ポジションを保有したまま出金可能
- 出金時のボーナスの扱い
- ボーナスのみの出金は不可
- 最低出金額
これらの出金ルールを把握しておかないと…
「なぜか出金できない!」
「もしかして出金拒否された!?」
と慌てることになりかねません。
それでは各ルールの詳細をみていきましょう。
出金先は原則「入金先」を選ばなくてはならない!
この出金ルールは私達トレーダーにとって、少々やっかいかつ面倒なものです。
XMの入金方法は次の6つになります。
- 電信送金
- クレジットカード/デビットカード
- STICPAY(スティックペイ)
- BXONE(ビーエックスワン)
- bitwallet(ビットウォレット)※
- bitcoin(ビットコイン)※
※現在入金・出金サービス停止中
例えばクレジットカードで入金した場合、入金額分をクレジットカードに出金しなくてはなりません。
STICPAYならSTICPAYに…といった具合です。
入金先に、入金額と同じ額を出金すれば、あとは利益分を出金するだけとなりますが、ここにもルールがあります。
利益分は電信送金で出金しなくてはならない!
利益分は原則「電信送金(国際銀行送金)」でのみ受け付けています。
つまり、銀行送金以外の入金方法を選んだ人は「入金方法+電信送金」の組み合わせで出金しなくてはなりません。
まとめると次のとおりです。
入金方法 | 出金先 | |
---|---|---|
入金分 | 利益分 | |
銀行送金 | 電信送金 | 電信送金 |
クレジットカード/デビットカード※1 | クレジットカード/デビットカード | |
JCBのクレジットカード※2 | 電信送金 | |
STICPAY | STICPAY | |
BXONE | BXONE | |
bitwallet | 電信送金 | |
bitcoin | 電信送金 |
※1 VISA、Maestroのみ利用可能。
MasterCard、American Express、Dinersは利用不可。
※2 JCBは返金処理に対応していないため、入金分も電信送金で出金
仮にクレジットカードで10万円を入金し、20万円の利益を得られ、合計30万円になったとします。
これを出金するには、10万円をクレジットカードに出金して、残りの20万円を電信送金で出金する、といった具合です。
銀行入金なら出金がシンプルで分かりやすくなる!
入金先に出金しなくてはならないルールがある以上、入金額と利益分を一緒に出金できる「銀行入金」で入金しておくのが、最もシンプルで分かりやすいですよね。
ただし銀行入金は振込手数料が108~648円かかる上に、振り込みが反映されるまで多少時間がかかります。
平日15:00までの入金手続きで当日中、それ以降&土日祝日は翌営業日の振り込みです。
FXはすぐにでも証拠金を増やしたい場面もあるので、これでは少々遅いことも…。
とはいえ、現在は利用可能なSTICPAYやBXONEも、bitwalletやbitcoinのように、いつ利用できなくなるか分かりません。
そう考えると、入金・出金の基本である銀行入金・銀行出金を選ぶのが無難かつオススメ、と結論付けられるでしょう。
面倒な出金ルールの理由はマネーロンダリング・現金化対策
どうしてこのような面倒な出金ルールが設けられているのか。
これはマネーロンダリングや現金化を対策するためです。
例えば不正に入手したお金を一度bitwalletに入金して、それをXM口座に入金。
すぐに銀行送金すると資金洗浄が成立してしまいますよね。
またクレジットカードの不正利用でも同様のことが起こりえます。
現金化はクレジットカードのショッピング枠を使って現金を手に入れる違法行為です。
日本でも社会問題になっており、耳にしたこともあるのではないでしょうか。
これらを対策する一番の方法が「入金先と同じ口座に出金すること」というわけです。
入金先に出金しなくてはならないのは、XMだけでなく他のFX業者も同じ。
それだけ深刻な問題だと捉え、仕方がないと割り切りましょう!
海外FX業者では珍しい!XMはポジションを保有したまま出金できる!
XMは海外FX業者では珍しく、ポジションを保有したまま出金ができます。
ただし出金ルールが設けられているので覚えておきましょう。
条件は出金後の証拠金維持率が150%を超えていることです。
必要証拠金とはポジションを保有するために満たさなくてはならない金額のこと。
計算しなくても、XMの公式サイトに設けられている計算ツールを使えば簡単に算出できます。
【XMTradingの証拠金計算機】
https://www.xmtrading.com/jp/forex-calculators/margin
このツールを使って、証拠金維持率150%を超えた金額なら、ポジションを保有したまま出金できます!
出金時のボーナスの扱いに注意を!出金額と同じ割合が消滅
XMの魅力といえば、たっぷり用意されているボーナスですよね。
XMのメインとなるボーナスは次の3つです。
- 口座開設ボーナス(3,000円)
- 入金ボーナス(入金額の100%または20%)
- XMP
これらのボーナスを有効活用すれば、より有利にトレードを進められます。
しかし出金時は、出金残高と同じ割合のボーナスが消失してしまうので注意してください。
仮に口座残高50,000円、うちボーナスが10,000円だとしましょう。
【ケース1】10,000円出金時
残高に対して20%の出金額になるため、ボーナスの20%(2,000円)が消失。
ボーナス残高は8,000円。
【ケース2】25,000円出金時
残高に対して50%の出金額なので、ボーナスの50%(5,000円)が消失。
ボーナス残高は5,000円。
【ケース3】全額出金時
残高に対して100%の出金額なので、ボーナスの100%(10,000円)が消失。
ボーナス残高は0円。
理想を言えば、ボーナスクレジットが無い状態で出金すると損がありません。
しかし利益が出ている状態=ボーナスが残るケースがほとんどですよね。
そのため、できるだけボーナスが残っているうちは出金せず、十分な利益を上げられたと判断できるタイミングで出金するのがベターです。
ボーナスのみの出金は不可!
XMはボーナスだけの出金に対応していません。
あくまでもトレードのための証拠金として使えるクレジットなので、取引用と割り切りましょう。
最低出金額は出金方法で異なる!
XMは出金方法に応じて、最低出金額が設定されています。
出金方法 | 最低出金額 |
---|---|
電信送金(国際銀行送金) | 10,000円 |
クレジットカード/デビットカード | 500円 |
STICPAY(スティックペイ) | 500円 |
BXONE(ビーエックスワン) | 500円 |
bitwallet(ビットウォレット)※ | 500円 |
bitcoin(ビットコイン)※ | 500円 |
※現在出金停止中
上記「利益分は電信送金で出金しなくてはならない!」で紹介したように、利益分の出金は電信送金を利用する必要があります。
つまり、ある程度まとまった金額でなければ出金できません。
手数料で考えるXMでおすすめの出金方法
出金ルールが分かったところで、次はどの出金方法を選ぶとメリットが大きいのかを考えてみましょう。
まず前提として、XMから各口座への出金手数料は、XM側が負担してくれます。
そのため実際にかかる手数料は、次の2パターンです。
- 銀行の受取手数料や仲介手数料、リフティングチャージなどの手数料
- オンラインウォレットから国内口座に出金する際に発生する手数料
各出金方法にかかる手数料と反映時間をまとめると次の表のようになります。
なおbitwalletとbitcoinは現在XMで出金できないため、省きました。
出金方法 | 手数料の目安(円) | 反映時間(営業日) |
---|---|---|
電信送金(国際銀行送金) | 2,000~4,000 | 2~5 |
STICPAY | 出金額の1.5%+800円 | 1~2 |
BXONE | 出金額の1%(最低2,000円~) | 4~7 |
出金額によりますが、手数料だけ見れば、BXONEが最も安く、時点でSTICPAYになります。
しかしこれらのオンラインウォレットは「入金額までしか出金できない」という条件に注意しなくてはなりません。
総合的に考えると、手数料がネックになるものの、入金額・利益額を考えずに、一緒に出金できる電信送金が使いやすいでしょう。
XMの各出金方法の手順まとめ
ここからはXMで用意されている4種類の出金方法の、出金までの流れを紹介していきます。
- 電信送金
- クレジットカード/デビットカード
- STICPAY
- BXONE
それではみていきましょう。
電信送金(国際銀行送金)の出金手順
電信送金を使った出金は次の6ステップで行います。
- ログイン→「資金の出金」を選択
- International Wire Transferの「出金」を選択
- 受取人情報の入力
- 受取銀行情報の入力
- 出金リクエストの完了→メールが届く
- 入金の確認
3、4の情報は基本的に「英語」で記入しなくてはなりません。
住所の表記も英語となり「番地→区画→市町村→都道府県→郵便番号→国名」となります。
分かりにくい方は「JuDress(http://judress.tsukuenoue.com/)」など、住所変換サービスを利用すると便利です。
銀行情報は各銀行の公式サイトに情報が掲載されているので、そちらを参考に入力すればOKです。
【主要銀行情報】
ソニー銀行:https://moneykit.net/visitor/fx/fx07.html
新生銀行:https://faq.shinseibank.com/faq_detail.html?id=376
住信SBIネット銀行:https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/gaika/soukin-uketori/example.html
三菱東京UFJ銀行:https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/soukin/hishimuke.html
三井住友:https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/
みずほ銀行:https://www.mizuhobank.co.jp/retail/tetsuduki/gaikoku_soukin/index.html
楽天銀行:https://www.rakuten-bank.co.jp/business/gpa/incoming/flow-02.html
出金リクエスト完了メールが届いて2~5営業日を目安に入金されるため、指定した口座にちゃんと振り込まれているかを確認しましょう。
また、出金手続きはやはりネット銀行が楽に行えて利便性が高いです。
各ネット銀行における出金方法やメリット・デメリットは以下のページで解説しているのでご参考下さい。
クレジットカード/デビットカードの出金手順
クレジットカードの出金手順は次の5ステップになります。
- ログイン→「資金の出金」を選択
- Credit/Debit Cardsの「出金」を選択
- 出金額※を入力し、同意文を読んでチェックを入れる
- 出金リクエストの完了→メールが届く
- 入金の確認
※入金額と同額まで
着金までの時間はカード会社によって異なります。
早いところだと3~5営業日ほど、遅いと1ヶ月以上かかることもありますが、あまりにも時間がかかるようなら、カード会社に確認してみましょう。
STICPAYの出金手順
STICPAYの出金手順は次の5ステップです。
- ログイン→「資金の出金」を選択
- STICPAYの「出金」を選択
- STICPAY口座ID、出金額※を入力し、同意文を読んでチェックを入れる
- 出金リクエストの完了→メールが届く
- 入金の確認
※入金額と同額まで
リクエスト完了後、24時間以内に口座に反映されるので確認してください。
BXONEの出金手順
BXONEの出金手順は5ステップで完了します。
- ログイン→「資金の出金」を選択
- BXONEの「出金」を選択
- BXONE口座ID、出金額※を入力し、同意文を読んでチェックを入れる
- 出金リクエストの完了→メールが届く
- 入金の確認
※入金額と同額まで
出金リクエストが完了すると、24時間以内に振り込みが反映されます。
まとめ
今回はXMの出金方法の種類や出金ルール、出金までの流れなどを紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると…
- 入金先に、入金額分を出金しなくてはならない
- 利益分は電信送金(国際銀行送金)で出金する
- bitwalletやbitcoinは利用停止中。他のオンラインウォレットも停止のリスクがあるため、銀行入金・銀行出金が無難でオススメ
の3点が挙げられます。
「どの出金方法を選ぼうか悩む」
「出金までの流れを知りたい!」
といった方は、ぜひこの記事を参考に、XMの出金手続きを進めてみてくださいね。