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マイナンバーによって海外FX事情が変わる!どんな変化が予想される!?
“2016年よりスタートするマイナンバー制度。国民ひとりにつきひとつずつ配布されるものですが、まだ始まったばかり、ということもあってイマイチ実感の無い人の方が多いと思います。

しかし、FX口座を新規開設する際に必ずマイナンバーを申請しなくてはならない…などすでにいくつかの手続きが加わり始めているのも事実です。

一方で「私は海外のFX業者を利用しているから関係ないよ」と思っている方も大勢いらっしゃる様子。ところがそう甘い話でもないようです。

ということで今回はマイナンバーと海外FXの関係について紹介していきたいと思います。

マイナンバーで海外口座が管理されることは無い

海外のFX業者を利用するには、当然海外口座が必要ですよね。例えばネッテラーやペイパルあたりがメジャーでしょうか。

日本の銀行口座は2018年までに緩やかにマイナンバーと紐づけする(状況によって2021年に紐づけを義務化させる、という話も)と政府からアナウンスされています。

実際に国内FX業者はFX口座や証券口座を新規開設するなら必ずマイナンバーを提出しなくてはなりませんし、既に口座を開設している人も2018年度末までにマイナンバーを提出するように促しています。

では海外の口座はマイナンバーが必要なのか?と言うと必要ありません。

マイナンバーはあくまでも国内の口座にのみ紐づけできるもので、海外の口座に対しては影響力を持たないという見方が強いです。もちろん、あくまでも現段階の話であり、将来的に変わってくる可能性はありますが…。

ということで、これから海外FXを使い始めるために海外に口座を開設してもマイナンバーを提出する義務はありませんし、既に開設している人も追加でマイナンバーを提出しなくて大丈夫、ということになります。

海外口座なら脱税もバレない?

海外のFX業者を利用する目的は人それぞれだと思います。単純に機能が使いやすかったり、スプレッドやスワップ、レバレッジが良かったり…といったメリットもあるでしょう。

そしてもちろん中には税金対策であえて海外のFX業者を利用している方もいると思います。いかに税務署といえど、海外の口座事情を把握するのはなかなか大変ですし、ひとつずつ検証する時間もマンパワーも足りていないのが現状でしょうから。

そして上記した通り、マイナンバーは海外口座には及ばないものですので「脱税し放題だぜ!」と考える人が出てくるのも…ある意味当然といえば当然かもしれません。

ところが結局バレる!

と、油断していると大変なことになってしまいます。というのが、海外FX口座を使っていても国内銀行に送金すれば結局バレるからです。

マイナンバーが使っている銀行口座と紐づけされれば、税務署は収入状況・納税状況をより簡単に、そして深く把握できるようになります。

日本に住んでいる以上、お金を使うためには国内口座に送金しなくてはなりませんよね。もちろん、自身が持っている口座から海外FXに送金するときも金額をチェックされることになります。

国外送金等調書制度
海外FXを利用している方は国外送金等調書制度について知っておいた方が良いでしょう。これは100万円を超える国外への送金、あるいは国外からの受金に関するものです。これに該当する人は金融機関から税務署に国外送金等調書が提出されることになります。

ということは、自分が内緒にしたい!と思っていても銀行側が勝手に税務署にお知らせしてしまうわけですね。

さすがにこれを自力でどうこうできる人はいないでしょうから、避けるのは不可能…と言えます。

ずっと海外口座で運用するならバレないかも?

マイナンバーの存在意義について考えれば分かるのですが(これについてもアレコレ詮索されていて何が真意なのか見極めるのは難しいところ…)、少なくとも表面上は国内の資産をはっきりとさせたい!という思惑が強いのは間違いありません。

誰がどれくらい稼いでいて、しっかりと納税できているのか…というのは正確で公平な税収を実現させるために必要不可欠な要素になります。

しかし2016年から本格的にスタートすると前々からアナウンスしていたにも関わらず、イマイチどの範囲まで関与してくるのか、どういった使われ方をするのか…が不透明な部分も。

取り急ぎ国内事情から!という雰囲気が強く、正直なところ海外の口座にまでマイナンバーが波及しているとは到底思えません。

なので、少なくとも現時点ではずっと海外口座で資金を運用し続けていればバレる心配はなさそうという見方が強いです。もちろん、日本でお金を使うために国内口座に送金したらマイナンバーによる紐づけで「あれ?この人海外FXで利益を出しているのに納税していないぞ!」とバレる可能性が高まります。

もしかすると、資金は海外口座に残しておいて、本当に必要な最低金額だけ国内口座に送金する…といった運用方法なら、マイナンバーに紐づけされていても脱税とは取られないかもしれません。

しかし稼いでいる以上、納税するのが国民の義務ですし、この手口が税務署から悪質だと判断されれば、刑事告発される可能性も否定できません。

ちゃんと確定申告して納税しよう

ということで、マイナンバーがあろうがなかろうが、海外のFXだろうが国内のFXだろうが利益が出たらしっかりと確定申告して納税するのが一番無難、そして正しい行為だということに結論づけられます。

日本で生活している以上、利益を送金せざるを得ませんし、FXに必要な資金を移す際にも国内の銀行口座が必須になるわけで、下手な小細工を郎するよりは真っ当な手順で投資するべきでしょう。

もちろん正しく利益に応じて納税していれば、マイナンバーが不利に働くことはなく、これまで通り安心して海外FXで運用できます。

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